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2018年1月17日(水曜日)

分校長便り22

カテゴリー: - hiji01 @ 11時26分25秒

先週木・金と降り積もった雪も昨日夕刻から降った雨と気温の上昇によりほぼ融けました。

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3学期が始まって1週間が過ぎましたが、正月ぼけは解消されたでしょうか?

私は、以前宇和高校に勤務していたこともあり、南予の雪には慣れていたつもりなのですが今回の大洲・肱川に降った雪の多さには驚きました。

12月中旬にスタッドレスタイヤを装備してから「使うことがないなあ!・・・」と少々物足りなく感じていたのも束の間早速その恩恵にあずかることができました。

昭和60年に教員となって、その年にスキーにどっぷりはまった私は、はるばる愛媛から県外のスキー場へと滑りに行ってました。

久万スキーランドで初デビュー、その後もう閉鎖された美川スキー場に行ってその広さにびっくり、その後広島の芸北スキー場に行ってあんぐり。

その翌年は、年末年始を使って友達の先生と長野県まで車で出かけたのでした。

ちょうどその前年にスタッドレスタイヤが世に出て、それを購入した先生が誘ってくれたのでした。当時教員スキークラブというものがあってその集まりに混ぜてもらって練習をしました。

映画「私をスキーに連れて行って」が公開されたのはその2年くらい前でしょうか?

いわゆるバブルの時代であり、スキーブーム全盛でリフト待ちは30分くらいは当たり前、ゴンドラなどは1時間以上待つことはしょっちゅうでした。

1時間以上待って乗ったゴンドラでも、降りてから滑るとわずか10〜15分くらいで下までおりてきます。

1回乗るのに800円から1000円くらいは要りました。

わざわざ寒い時期に寒いところへ行ってお金を使う。今の若者からしたら何とも不思議なことかもしれない。

しかし、当時の若者はそれくらいウインタースポーツに熱中したのでした。

その後たぶん7年くらいは毎年、元旦は長野県か新潟県で迎えていたと思います。

すごいコブ斜面で有名な八方尾根、毎年積雪3mを超える赤倉など有名どころのスキー場はほぼ行きました。

1シーズンにかなり滑りに行ってたので、自己流でもそこそこ滑ることはできるようになっていました。

NHKの「ベストスキー」という番組を録画して繰り返して見たり、友達に滑っているところを録画してもらい、自分の滑りと比較してみたりと結構熱心に取り組みました。

と・こ・ろ・が、・・・・

板を新しく買い換えて、妙高高原に行ったときでしょうか?

全然まともに滑れないのです。かなり落ち込みました。

そこで、スキー教室に入り基礎から練習し直したのです。

我慢して2日目もレッスンに参加しました。   これが良かったのです。

やはり、基礎をしっかりすること、そして適切な指導者に習うこと、これは何かを身につける際に非常に大切なことであると再認識しました。

それとお金を使うこと!

生徒の皆さんに言っておきます。本気で何か身につけたいなら、上手になりたかったらお金を惜しむべきではありません。

お金と時間を使った分、取り組む姿勢や意欲が異なるのです。

変な話かもしれませんが、元を取ろうと本気になるんです。

将来の自分に対しての投資をしましょうとこの分校長便りで書いたこともあったと思います。

ケチって中途半端な知識や技術を身につけるよりか多少無理しても本物の知識や技術を身につけるべきです。

このことは私が身をもって体験したことなので是非覚えておいてほしいと思います。

話は変わりますが、今日はうれしいことがありました。

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空き時間中に会議室で数名の先生がワイード(電子黒板機能付きプロジェクター)のつなぎ方や使用方法について研修されていたことです。

少しでもわかりやすい授業になるよう先生方も学んでいます。

生徒の皆さんもそれに応えるべくしっかり集中して勉強しましょう。


2017年12月28日(木曜日)

分校長便り21

カテゴリー: - hiji01 @ 10時36分45秒

随分寒くなりました。

本日も、大洲市内の外気温はマイナス2℃でした。

肱川分校近辺もほぼ同温度で、高砂グラウンドの水たまりはほぼ毎日凍っています。

分校裏の肱川河原には、チュウサギ、マガモ、カワウなどがいます。

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本日から補習もなくなり、学校も仕事納めとなります。

さて、分校長が植えた大根のその後はどうなったでしょう?・・・・・

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残念無念。・・・・・

多少クワで掘ったくらいでは、畑のように柔らかくはなってなく、全然伸びてません。

まあ、元々この大根は小ぶりな品種ではありますが。・・・・

途中に小石など障害物があるとこのように分かれて二股になったりします。

それでもめげずに何とか調理し、このようになりました。

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美味しくいただきました!!

さて、皆さんの休み中の生活はどうですか?規則正しく生活できていますか?

何かチャレンジしていますか?こたつの中に入ってひたすらテレビを見ている生活になっていませんか?

時間を上手に使って心と体を鍛える習慣も身につけて下さい。

ここで、昔の思い出話を一つ。

高校1年生の最初のホームルームの時間に担任の先生が教えて下さった英単語。それは

「punctual」という言葉でした。時間厳守とかきちょうめんという意味です。

カントという哲学者を皆さんはご存じですか?

インターネットが普及した現在では、ちょっと検索したらすぐに業績や人となりは調べられます。

その中でもカントの散歩は有名でしょう。カントは散歩を日課としていました。

毎日、決まった時間に周辺を散歩するため町の人々はカントを時計代わりにしていた(時計のずれを修正していた)という逸話があります。

この担任は英語ではなく地歴の先生でしたが、私に教員への道を志すきっかけとなった様々な刺激を与えてくれました。

私が若い頃には、学校で進路の先生や学年主任さんが講話でよくこんな話をしていました。

三点固定です。つまり、起きる時間、寝る時間、勉強を始める時間、この3点を固定せよ(習慣化しよう)。

ということです。確かこの話を当時の担任も話していたと思います。

未だに話を覚えているくらいだから、しっかり話は聞いていたと思うのだけれど若いときには実践できていなかったように思います。

年を経れば経るほど、これが大事なことであると痛感し常に時間厳守を心がけています。

皆さんも社会人として給料をもらう立場になると(特に日本では)時間を守れるかどうかが大きな信用・信頼を得る一つとなります。

少々、待たせる人にいらいらすることはあっても、「待たせる人」ではなく「待つ人」になれるよう努力して下さい。

基本、約束の五分前には集合が当たり前です。

「一年の計は元旦にあり」

平成30年をよいスタートで出発しましょう。

 


2017年12月18日(月曜日)

分校長便り20

カテゴリー: - hiji01 @ 15時02分15秒

2017年もあと10日あまりとなりました。

分校の皆さんは、どんな年末年始を迎えますか?

2学期を振り返ると今年もたくさんの学校行事がありました。

まさかの暴風警報発令で延期になった体育祭。

平日開催にもかかわらず多数の保護者が参加してくれました。

分校生徒が活躍した生徒生活体験発表大会の南予大会及び県大会。

先生の熱い指導もさることながら、本校の代表生徒はたくさんの聴衆を前に立派な発表をしてくれました。

体育祭に引き続き、雨に降られた文化祭。雨にもかかわらずたくさんの来校者がありました。

茶道講師の永居先生及び茶道選択生の頑張りが結実した秋の茶会。

保育園児が可愛く歌を披露してくれました。

5年ぶりに参加した肱川ふれあい祭り。

その他にも、交通茶屋、愛リバー清掃活動、フラワーアレンジメント講習会、ブックトーク等々いろいろな思い出がよみがえってきます。

それぞれの場面場面で自分の役割を自覚し、しっかり責任を持って行動できたでしょうか?

ところで、先生や親から仕事を任せられたときに、どんなリアクションを取っていますか?

喜んで引き受けていますか?それとも尻込みしていますか?また、「無理ー!」と言って逃げていませんか?

誰だってしんどいことからは、逃げたくなるものです。ただし、経験をしたかしていないかはその後の皆さんの人生に大きく影響を与えます。

特に、苦労していろいろ考えたり、自分なりに工夫して努力したりしたことは、自分自身の血となり肉となるからです。

先日、芸術鑑賞会があり正岡子規と夏目漱石の52日間の同居生活の様子を垣間見ることができました。

何を感じましたか?

できれば、漱石の小説を手に取り、また、子規の俳句を感じてほしいものです。

若い二人がその時代に何を考え、何を成そうとしたか考える時間を是非取ってみて下さい。

もう10年以上も前になるでしょうか?NHKの大河ドラマで「坂の上の雲」を放映していましたが、君たちは覚えてないでしょうか?

このドラマは、司馬遼太郎さんが書いた小説が原作で、近代国家を作り上げた明治時代を描写しています。

この中に3人の主人公が出てきますが、それが愛媛県の秋山兄弟、正岡子規なのです。

分校長おすすめの本です。是非読んで下さい。

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さて、先日のブックトークでは講師の阪本先生から君たちに是非読んでほしい本をたくさん紹介していただきました。

早速、借りている生徒もいますね。是非とも若いうちに本をたくさん読んで、考える力(国語力、読解力、語彙力等)を

身につけて下さい。また、読書することで得られる感動や達成感、疑似体験を多くし、心の豊かな人間になって下さい。

もうすぐ冬休みです。年末年始はゆっくり体を休めるとともに、自分自身に投資をして有意義な生活を送って下さい。


2017年11月28日(火曜日)

分校長便り19

カテゴリー: - hiji01 @ 10時27分21秒

2学期末考査が明後日から始まります。

考査に向けて順調に学習は進んでいるでしょうか?

1学期末考査前にも、2学期中間考査前にも分校長便りで計画的に勉強することの大切さを載せておきました。

実践できているでしょうか?

究極の勉強方法は、自学自習です。やはり、自ら能動的に学習に取り組み、「わかったー!」という感覚が必要です。

もちろん授業は大切です。知らないことは勉強を教えるプロである先生に聞くのが最も効率的です。

だから学校にきて勉強をしているのです。

是非とも目標を「欠点を取らないようにしよう。」ではなく、「90点以上を取ろう。」とか、「前回のテストよりも良い点にしよう。」とか

高いところに掲げて下さい。友達と競争するのも良いでしょう。

あるいは、到達目標が高すぎるとモチベーションが維持できにくい人は、例えば「クラス平均点より高い点を取ろう。」というような

実現可能な少し高い目標を掲げてみるのもよいかもしれません。

とにかく自分のためにベストを尽くして下さい!!

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分校周辺の山々は、十分色づいています。先日の花いっぱい運動で定植したパンジーもきれいな花を咲かせています。

分校長が植えたダイコンも何とか大きくなっています。食べられるくらいには成長してほしいものです。・・・・

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今回の分校長便りでは、桜島ダイコンと普通の青首ダイコンを交配したらどんなダイコンができるのか記したいと思います。

ご存じの方も多いと思いますが、鹿児島県で栽培されている「桜島ダイコン」は世界一大きなダイコンです。

品種もさることながら桜島の火山灰による土壌や気候があれだけの大きなダイコンを作り上げるのです。

あのダイコンを愛媛県で栽培してもあそこまで大きくすることはできません。

私は、以前鹿児島の錦江湾高校が主催していたダイコンコンソーシアムという研究会に長い間参加していました。

そこで、数種類のダイコンを栽培し、遺伝学で有名なメンデルのようにダイコンの交配実験を繰り返したのです。

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このように簡単にペットボトルでも栽培できます。日本には100種類以上のダイコンの品種があって、それぞれ特徴的なダイコンができます。

アントシアンという赤色の色素を蓄えたものから、守口ダイコンのように長さが1mを超える細長いものまで実に多種多様です。

これらを父親、母親を入れ替えてそれぞれ交配しました。

さて、どんなダイコンができたでしょう??

・・・・・

・・・・・ジャーン

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世界一大きなダイコンである桜島ダイコンと世界一細長い守口ダイコンを交配すると、その中間の形質をもったダイコンができあがりました!

これは、生徒と一緒に小さな圃場で育てたものですからあまり大きくはなりませんでしたが、同様の交配実験を他県の農業高校が実施すると

それはそれは巨大なダイコンができあがりました。ここでは画像がないので紹介できませんが。・・・・

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いろいろなダイコンどうしを交配して面白い結果がたくさん得られました。

例えば、葉っぱに含まれる葉緑素の量などは中間の形質が現れるのではなく、母親の形質を引き継ぐことなども分かりました。

右上の画像のようにダイコンの種子はマメになること、そしてそのさやの形状も品種間で異なることなども分かりました。

いろいろなことに興味を持って、研究することの面白さを生徒とともに理解することができました。


2017年11月9日(木曜日)

分校長便り18

カテゴリー: - hiji01 @ 08時47分50秒

久しぶりに分校長便りをUPします。

10月22日(日)には文化祭、24日には生徒生活体験発表の県大会、11月8日には秋のお茶会と様々な行事が目白押しでした。

その合間にも電子黒板機能付きプロジェクターの講習会や研究授業などいろいろな研修が立て込んで充実した日々を過ごしました。

分校の先生方にも自分の分担場所でそれぞれたくさんの仕事をこなしていただき、感謝しております。

文化祭に引き続き、秋のお茶会に向けてあるいは、11月19日(日)に参加する「肱川ふれあい祭り」に向けて生徒たちは放課後も黙々と作業や準備を行ってくれています。

このような姿を見ながら、日々の成長を微笑ましく見守っています。

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私自身もふれあい祭りに向けて、また葉脈しおり用に新しく葉を処理しました。

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9月初めに花壇を耕して播種したダイコンは、全然発芽せず(原因不明:種が古い??、土が悪い??)、再度播種しましたが、ほぼ全滅でした。

11月になって、何を思ったか芽吹いたものがあり、一応施肥しておきました。

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何とか1株だけ成長していますが、この時期でこの大きさですから期待薄です。

秋のお茶会は、素晴らしかったです。生徒の頑張りも素晴らしかったですが、なんと言っても茶道講師である永居先生の働きぶりでした。

また、そのおもてなしの精神というかサービスぶり、あるいは保育園児や高齢者に対する声のかけ方やその場の雰囲気を明るくさせる話術など

勉強させていただくことが満載でした。やはり、一芸に秀でた方は素晴らしいなと感じることができました。

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肱川保育園の園児には、「何かお歌を歌ってくれる?」と即興でお願いし、園児たちは大きな声で「虫の声」合唱してくれました。

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肱流苑からは、多数の高齢者と職員の方々が参加され、時間帯をずらしながら3席あるお茶会を十分堪能されたようでした。

中には、103歳のおじいちゃんも参加されており、「来年もお待ちしてますよ。」とお声をかけていました。

お弟子さんや旦那様にも準備を手伝いに来ていただき、盛大な茶会ができたことに感謝しております。

最後に、PHP今月号の裏表紙に「感謝」というタイトルで素晴らしい文章が出ていたので紹介しておきます。

 たとえ天涯孤独の人でも、一人で生きているわけではない。

衣食住は言うに及ばず、何らかのかたちで他人と関わりつつ、社会の恩恵を受けて暮らしている。

 そのことのありがたさを心に刻み、少しでも恩に報いるべく、自分のできることをしていく。

社会の向上発展、人々の幸せに資するよう努めていく。そこに生きる意義があり、生きる価値があるといえよう。

 社会の発展のため。他人の幸せのためなどというと、自分にそんな力はない、日々の生活に精いっぱいで他を顧みる

余裕などないという人もあるかもしれない。

 しかし社会とつながっているということは、お互いにその中の意味ある一員だということ。決して無用な存在ではない。

また、一人ひとりがそうした気持ちを持たなければ、この世は索漠としたものになってしまう。そしてそれは他人のため

だけではない。誰かの役に立っていると思えれば、それだけで人は生きていけるのである。

 仕事や人生に倦んだら、周りの恩恵に目を向けてみたい。感謝の心を常に忘れずにいたい。

秋の夜長をしっかり楽しんでほしいと思います。良い文章に触れて良い刺激をもらいましょう。

私は現在、百田尚樹氏の「海賊とよばれた男」を読んでいます。読書の秋ももう終盤、しっかり本を読みましょう! 


2017年10月26日(木曜日)

分校長便り17

カテゴリー: - hiji01 @ 12時49分13秒

肱川分校の文化祭が終わりました。

生徒・保護者の皆様お疲れ様でした。準備、当日の運営、後片付け等々生徒、分校教職員ともに各自の役割をしっかり果たしてくれました。

保護者の方も献身的に関わってくださり、感謝しています。一緒に作業する中で保護者どうしのコミュニケーションがよく取れたとPTA会長さんもおっしゃっていました。

忙しかったけれども、皆さんの親睦が図れたのではないかと思っています。

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今年度は、体育祭が台風(暴風警報発令)でまさかの順延、そして文化祭も台風の影響を受けるという当たり年??でした。

分校長が「雨男」なのか?

それとも本校体育祭や本校文化祭も雨だったので、校長が「雨男」なのか?   神のみぞ知るということでしょうか?

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文化祭の発表第二部は、大洲の臥龍太鼓の皆さんに来ていただきました。迫力ある演奏に酔いしれることができました。

また、途中分校生徒に太鼓のたたき方をレクチャーする時間も設けてもらい、楽しいひとときを過ごしました。

一昨日は、県の生徒生活体験発表大会が八幡浜高校であり、2年の宮岡奈美さんが見事な発表をしてくれました。

最優秀には届きませんでしたが、努力賞を受賞しました。伝える技術は素晴らしいものがあり、他校の先生方からもたくさんお褒めの言葉をいただきました。

今回は、「偽善のすすめ」について記事を書きたいと思います。

偽善?? 偽善者? あまりイメージは良くないですね。

意味は、・・・・・・百科事典などで調べると、

うわべをいかにも善人らしく見せかけること。また、そういう行為。

本心からではない、うわべだけの善行。

となっています。

面白い例えもありました。例えば、アフリカの飢えで苦しんでいる人々に対して寄付を行った場合、

その行為は本当に助けたいという気持ち(善)と、これを行ったことによって自分の名誉欲などを満たす(偽善)とどちらにも取れ、その判断は難しいというものです。

また、「やらない善よりやる偽善。」という言葉もあるようで、これが善になるのかそれとも偽善と思われるのか迷って何もしないよりは、やった方が世のため人のためになるのではないかということみたいです。

まあ、「君のため、あなたのためを思って忠告している。」という言葉は我々教師がよく使いそうですが、これって本当にそうなの?自分の都合で使ってないか?

よく考えないといけないと思いますし、多用しないよう戒めたいとも思います。

テーマからだんだん逸れていきそうなので本筋に戻します。

5月の全校集会で「情けは人のためならず」というお話をしたと思います。内容は今回割愛します。

どんな善行をしたとしても、そうすることによって他人によく思われたいという感情が0%だとは言い切れません。

また見返りを100%期待していないとも言い切れません。

偽善者と陰で言われるのが嫌で、やった方が良いと理解していても躊躇することってありませんか?

言いたい人には言わせとけばいいんです。ちょっとでもこれをすれば他人が喜ぶかな?自分のことを気に入ってもらえるかな?自分が困ったときには助けてもらえるかな?

こんな感情が混ざったままでかまいません。行動できる人になりましょう。

また、自己評価(自己分析)では善より偽善の占める割合が高いと思う行いであっても、それを評価するのは他人です。

自分がその行いをすることによって自己満足を得るようなことでも、他人がそれをしてもらうことによって喜ぶのなら断然した方が良いと私は思います。

偽善でもし続けることによって善と判断されることはたくさんあります。是非とも、自分も喜び他人も喜ぶような行いをどんどんしましょう。


2017年10月5日(木曜日)

分校長便り16

カテゴリー: - hiji01 @ 07時22分26秒

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10月3日に鹿野川湖で行われたカヌー競技の応援に行ってきました。

初めて競技のカヌー観戦をしました。少年男女は、全員大洲高校の生徒です。精一杯声援を送ってきました。

鹿野川湖で行われた競技はカヌースプリントといって静水面で直線をいかに早く漕ぐかを競うものだそうです。

各地で熱戦が繰り広げられています。是非是非応援に行って、レベルの高い技術や熱気を肌で感じ取ってほしいと思います。

しかしながら、本日から中間考査ですね。まずは目の前のテストに全力投球してください。

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先日の全校集会の様子です。10月22日(日)に行われる文化祭の説明と徳永先生のお話がありました。

分校の生徒は、いつもしっかりと人の話が聞けます。とても大事なことです。

9月25日に宇和島東高校で南予地区の生徒生活体験発表大会が実施されましたが、この時発表生徒はもちろんのこと、聞く側の生徒の態度も非常に立派なものでした。

さて、先日の分校長便りでお願いしていた勉強の計画ですが、トライしてみましたか?

今からでも遅くありません。残りのテスト科目の勉強を是非計画的にやってみましょう。

 


2017年9月28日(木曜日)

分校長便り15

カテゴリー: - hiji01 @ 12時11分34秒

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昨日は金魚の画像を分校日記にアップしましたが、今日はドンコです。

鮎漁解禁前に分校裏の肱川で水生生物の調査をしましたが、その時に採集したドンコは元気に水槽内を泳いでいます。

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「秋分の日」を境に前後3日間の計7日間を、お彼岸とい言います。また、この時期にはお墓参りなどの仏事を行います。

調べてみると、「彼岸」本来の意味としては煩悩を脱した悟りの境地のことだそうです。

三途の川をはさんで、私達の住んでいる世界を此岸(しがん)といい、向こう側(仏様)の世界を彼岸(ひがん)というのだそうです。

さて、この時期に田んぼの畦や墓地辺りによく咲いているので彼岸花(ヒガンバナ)と呼ばれますが、よくよく見てみると結構きれいです。

先日、宇和島東高校で実施された生活体験発表大会(南予地区大会)で、開催校の校長先生がヒガンバナに関するいろいろな話をされていました。

白花のヒガンバナをわざわざ栽培する方も増えているとか。・・・・・

私自身の小学校頃の思い出としては、下校中に棒で道ばたのヒガンバナをなぎ倒していたということです。数本の茎があっという間に折れて爽快でした。

ネット等でヒガンバナの別名を調べると出てくるわ、出てくるわ。・・・

「死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。」byウィキペディア

一般的には「曼珠沙華」(マンジュシャゲ)もよく使われますね。山口百恵さんの歌にあったような?・・・・

小学校くらいの時は、毒があるということでやはりこの植物が嫌いというか怖いというか漠然とそんな風に思ってました。

皆さんは、なぜ田んぼの周りにこの植物が多いか知ってますか?

諸説あるらしいのですが、この植物は東南アジア原産で日本に持ち込まれた帰化植物でもあります。

鱗茎にアルカロイド系の毒をたくさん持ち、ネズミ、モグラ等水田を荒らす動物をよけるため人為的に植えられたというのが有力です。

また、この植物は天然の三倍体(染色体の数が一般的な生物の1.5倍ある)植物で、減数分裂がうまくできないため、バナナと同じく種ができないか、できても不稔性です。

定時制高校に勤務するのは初めてなので、今年初めて生活体験発表大会を見せてもらいました。どの学校の生徒もしっかりと自分の意見が述べられていてとても感動しました。

なかなか自分のマイナスな部分やネガティブな経験を人前にさらけ出すのは勇気のいることだと思いますが、これをあえてすることで自分自身の変化や成長をより強固なものにすることができると思います。

手前味噌ではありますが、肱川分校の生徒の発表は聞き応えがありました。県大会でも活躍してほしいと願っています。

本日、第2学期の中間考査発表です。前回の考査で悔しい思いをした人、しっかりリベンジしてください。

テスト勉強を適当にしている人、無計画にしている人は、一度本気で計画を立ててみてください。

なるべく少ない労力で、なるべく効果を上げるためには計画が必要だということを実感してほしいと思います。


2017年9月12日(火曜日)

分校長便り14

カテゴリー: - hiji01 @ 08時02分56秒

 2学期が始まって約2週間が経ちました。夏休み気分から脱却して、本来の学校生活が順調に送れているでしょうか?

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 朝夕は25℃を下回り、随分と過ごしやすくなったと感じます。

 さて、9月6日には大洲高校の藤樹祭(仮装行列)、9月9日には肱川中学校の体育大会を参観してきました。

 大洲高校の体育祭は見学できませんでしたが、仮装行列の審査と出発式を見させてもらい、若人のあふれるパワーやエネルギーを感じることができました。

 また、肱川中学校の体育大会では、小規模校ならではのアットホームな雰囲気と中学生の真剣な演技、リーダーシップを発揮して下級生を引っ張っていこうとする3年生の一生懸命な振る舞いがとても微笑ましく感動しました。

 分校生徒も負けてはいません。

 9月3日に行われた定通制の総体における一生懸命な姿はとても印象に残りました。特にバドミントンでは、ベスト8に4人が入り、普段の練習の成果を十分に発揮することができたと思います。

 一方で気になることもありました。負けたときにもっともっと悔しがってほしいなということです。

みんな、大人の対応というか、おとなしいんです。

負けて人や物にあたったりするのは、もちろんよくありませんが、もっと負けず嫌いになってほしいと感じました。

 話は変わりますが、うれしいニュースを2つ。

 一つは桐生選手が日本人初の100m、9秒台を出したこと。

 もう一つは、愛媛国体の会期前競技で弓道がダブル優勝をしたことです。

 特に、9秒台は日本陸上界の悲願であったと思います。また、高校の時に10秒01をマークして一躍時の人になった桐生選手のこの4年間のプレッシャーは半端ないものだったと推察されます。TVでも桐生選手のドキュメントを放送していましたが、周囲の期待の大きさに何度もつぶされそうになったに違いないと思います。

よくぞ耐えて精進し、期待に応えてくれたと思います。東京オリンピックに向けてさらに頑張ってほしいと思います。

日本短距離界は、かつてないほど実力者がそろっています。リオオリンピック以上の結果に期待がかかります。

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 花壇に植えたポーチュラカが非常に大きくなり、花もたくさん咲かせています。

サルビアがいくらか枯れたので、花壇の空いた場所に大根の種を播きました。

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 前々任校で、「ダイコンの交配実験」や「発芽における塩分耐性の実験」など、ダイコンの研究をかなり頑張ってましたので、まずまず、ダイコンを育てるのは慣れています。

昨年は、実家の畑で結構収穫しました。でも、この硬くて小石の多い花壇の土で果たして育つのでしょうか?

乞うご期待です。

 

 


2017年8月8日(火曜日)

分校長だより13

カテゴリー: - hiji01 @ 15時06分12秒

7月7日に、分校1階に七夕飾りを設置してちょうど1ヶ月が経ちました。

本日、この飾りを肱川に流しに行きました。

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昨日の台風の影響で川面は濁っておりましたが、水位はだいぶ落ち着いていました。

生徒と一緒に流せないのが残念ではありますが、この時期分校に生徒が登校することはほぼありません。

部活動は、8月22日(火)から再開します。

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普段は、河原が見えています。透明度もまずまずあります。

今回は、「虫こぶ」について少し述べたいと思います。

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葉についているぶつぶつが気になったことはありませんか?

小学生の頃ずっと気になっていたのですが、まじめに調べたことはありませんでした。

葉の病気か何かだと思っていました。これを「虫こぶ」と呼ぶと知ったのは随分後のことです。

ハチやハエが葉に卵を産み付け、その影響で植物組織が異常に増殖してできるコブ状の突起を「虫こぶ」と呼ぶそうです。

この虫こぶは、葉だけでなく茎や花、果実などにも見られ、マタタビ酒の原料となる果実は

生果でなく、この虫こぶが果実のようになったものらしいです。

虫こぶの色・形は変化にあふれ、愛好者も多いそうです。虫こぶ図鑑も発刊されています。

さらに、細菌や菌類が感染し、コブ状に組織が増殖した場合もひっくるめて「虫こぶ」というそうです。

マメ科植物に根粒菌が共生し根粒を作りますが、これも虫こぶの一種といえるかもしれませんね。


2017年7月25日(火曜日)

分校長だより12

カテゴリー: - hiji01 @ 11時16分47秒

夏休みに入って3日目となりました。

進学のための補習などを実施しています。

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ほぼ、マンツーマンという贅沢な授業です。

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花壇のポーチュラカが随分大きくなりました。

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サルビアは夏の高温・多湿に弱いらしく、今は花があまりついていません。9月・10月にまた花が咲くようです。

マリーゴールドは、少し小ぶりになりましたがまだまだ花をつけています。

これまた花期は長く、10月いっぱいまで楽しめるようです。

先日、済美高校で実施された生物の自主研修会に参加してきました。

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生きた動物細胞(魚類培養細胞)をカバーガラス上の培養液中で接着・伸展させる実験を行いました。

東京海洋大学の先生が開発されたキットを使用させていただきました。

生きた浮遊状態の細胞が接着するためには基質が必要で、カバーガラスの材質は適しているそうです。

ろうで円形の土手(液止め)を作り、その中に培養液ごと浮遊細胞を入れます。

培養時間を変えて細胞の変化を観察しました。メタノールで固定後、ウンナパッペンハイムやクリスタルバイオレットで染色し顕微鏡で観察しました。

培養時間が長いと細胞がアメーバ状に変形しているものが観察できました。

また、カイコさんの白血球に蛍光ペンに含まれる色素顆粒を取り込ませ、蛍光に輝く白血球や「レインボーに輝くゾウリムシ」を顕微鏡で観察しました。

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ブラックライトもしくはブルーライトを横から照射し、光り輝くゾウリムシや白血球が見えたときは感動のあまり声が漏れてしまいました。

ドキドキワクワクが止まらない有意義な研修となりました。

長い夏休みに分校の皆さんは何を経験されるでしょうか?

いろいろなことに興味・関心を持ち、是非とも様々な経験をしてもらいたいと思います。

また、新しいことやこれまで不十分だったことにもチャレンジしてほしいと思います。


2017年7月14日(金曜日)

分校長だより11

カテゴリー: - hiji01 @ 13時17分29秒

夏休みまであと4日となりました。

1学期を振り返ってみて何を考え、何を感じたでしょうか?

特に、1年生は初めての高校生活ということで、様々な緊張や不安の多い日々を過ごしてきたと思います。

同時に、新しい友達ができ、楽しいことやうれしいこともいっぱいあったはずです。

さあ、夏休みです!

ゆっくりと生活する中で、疲れた体と心にエネルギーを充填してください。

しかし、休みだからといってだらだら過ごすのはもったいないです。

何か熱中できるもの、真剣に取り組めるものを探し、じっくり時間をかけて将来の自分のために

取り組んでください。

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今週の2年生の「生物基礎」は、1学期最後の授業でした。

生徒からのリクエストもあり、野外での実習(水生生物の観察・採集)を実施しましたが、

肱川が増水していたのでほぼ採集できず(想定内)、急きょ顕微鏡での観察となりました。

肱川分校には、昭和34年の顕微鏡とかが廃棄されずにまだ残っています。

何とか使用に耐えられるものを選んで実験しました。

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ミクロメーターを使用して自分の髪の毛の直径を計測する生徒と、採集してきた「ギンゴケ」から

地上最強の生物と呼ばれる「クマムシ」を見つける生徒に分かれて実施しました。

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座学よりも、実験や実習が大好きなのでしょう。非常に熱心に取り組んでくれます。

時間が短かったので「クマムシ」は見つけられなかったけれど、髪の毛を計測した生徒たちは

全員が自分の髪の毛の直径を計算して求めることが出来ました。


2017年7月5日(水曜日)

分校長だより10

カテゴリー: - hiji01 @ 13時20分13秒

昨日、台風3号の影響で梅雨前線が刺激されたのか、肱川近辺は豪雨となりました。

西予市や鬼北は警報まで出ていました。分校裏の肱川はかつて見たことがないくらい増水しています。

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風はそれほど強くなくて安心しましたが、12時過ぎの雨量はスコールのごとく激しく降りました。

巡りあわせが良いのか悪いのか、1番雨がひどい時間帯に河辺中学校の学校説明会に行ってきました。

肱川分校から河辺中学校までの道のりもなかなか厳しいものがありました。

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何とか無事たどり着くことが出来ました。

2・3年生合わせて7名という小規模の学校でしたが、みんな真剣に話を聞いてくれました。

本日は、生徒生活体験発表会のクラス内発表会が実施されました。

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初めて生徒たちのこの発表を聞き、感動しました。

過去の自分の知られたくない部分をさらけ出すことは勇気のいることだと思います。

これから前向きに生きていこうとする宣言文のようにも思えました。

この後、校内発表会、南予大会、県大会とステージは変わりますが、是非とも選考に

って貴重な経験をしてもらいたいと思います。

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このHP上で、様々な侵(珍?)入者を紹介してきました。

先日は、朝分校について職員室を開けたところクワガタのメスが床を這っていました。

また、七夕飾りを生徒・教職員で現在作っているところです。

早速、書いて括り付けておきました。

 


2017年6月23日(金曜日)

分校長だより9

カテゴリー: - hiji01 @ 12時41分07秒

陽春院の紫陽花

肱川分校のすぐそばに「陽春院」という寺院があります。

このお寺の参道のアジサイが見頃になっています。

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アジサイの花の色は、品種でなく土壌のpH(水素イオン濃度)の影響を強く受けます。いわばリトマス紙みたいなものですね。

花の色は、ほぼ「アントシアン」という色素ですが、この色素にアルミニウムイオンがたくさんくっつくと青系の色に、あまりくっつかないと

赤系の色に、その中間は紫色になるそうです。土壌中のアルミニウムイオンの溶出量がpHの影響を受けるということですね。

日本は弱酸性の土壌が多いため、青系の花が多いとネットの記事にも出ていました。

アントシアンは、ブドウの果皮や紅葉した葉にもたくさん含まれています。

アントシアンを元々持たないアジサイは白色になり、きれいな青色をしていたアジサイの花がだんだん薄紫色に変化するのは、

花の老化に関係するそうです。

そうそう、このHPで紹介した地衣類の「リトマスゴケ」から抽出した色素をろ紙につけたものがリトマス紙(リトマス試験紙)なんですね。

最近は、人工的に合成するようです。

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分校裏の肱川には、決まって1匹のダイサギがたたずんでいます。縄張りにしているのでしょうか?

たまに天然のカワウが訪れ、魚をとっている様子も見かけます。

来週から1学期末考査が始まります。週末しっかり勉強して考査に臨みましょう。


2017年6月20日(火曜日)

分校長だより8

カテゴリー: - hiji01 @ 12時23分13秒

昨日の分校日記にも書いてあったように、梅雨入りしてから嘘のように晴天が続いています。

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分校周辺の山々は、夏の装いです。ぱっと見なので判断が難しいのですが、この周辺は比較的自然林が残っているように感じます。

6月16日(金)に、愛媛県高等学校教育研究会理科部会生物部門研究会が、土居高等学校で実施されました。

その時の研究授業が素晴らしく、ぜひ紹介したくてその様子を載せたいと思います。

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3年生の理系クラスで、男女合わせて12人しかいない中、ギャラリーは県内の高校教員30名以上が参観し、生徒たちは緊張していたと思います。

みなさん、日本酒は何からできているか知っていますか?

そう「お米」です。

酵母菌がアルコール発酵によって糖を分解し、アルコール(エタノール)ができることはご存知の方も多いと思います。

ただ、米(デンプン)を直接、酵母菌が分解できるわけではありません。

そこで前段階としてコウジカビ(麹)の働きが必要となるわけです。

この授業では、3つの実験が行われました。

|鎖絏淑の種類(多糖類、単糖類など)とその性質を比較する実験

麹の抽出液がデンプンを分解することをヨウ素デンプン反応によって確かめる実験

9敲豢櫃アルコール発酵できる材料(基質)を確かめる実験   です。

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デンプン入りの寒天培地に麹(こうじ)の抽出液を塗っている生徒、デンプンやグルコース、スクロースの性質を調べている生徒

3種類の基質に酵母菌を入れ、アルコール発酵の様子を観察している生徒です。

これら3つの実験を同一班ではなく、それぞれ各班から1・2名が参加して実験し、実験後にその結果を元の班に戻って報告し、

みんなで3つの実験を総合して考察するという方法(ジグソー法)を採用していました。

話し合い、まとめるための時間を確保するために、実験方法を動画にまとめるなど随所に様々な工夫が見られました。

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各班で考察した後は、ホワイトボードにまとめて全体で発表していました。

ICT機器はふんだんに活用してあるし、アクティブ・ラーニング及び表現力を向上させる取組もあるし、実験も3つ実施してあるし、

てんこ盛りの授業でした。その後、KJ法を用いて授業研究が実施されました。

生物部門研究会では、各校から「お土産」も用意してくれます。

ボルボックス、ゾウリムシ、ヒドラなどいろいろな学校が、それぞれ飼育している材料を提供してくれます。

今回、済美高校さんはなんとウーパールーパーを持ってきてくれました。

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翌日は、新居浜の科学博物館で自主研修会をしました。

博物館の川又学芸員さんが、ご専門の「地衣類」の観察方法や分類方法などを講義してくれました。

講義後は、博物館周辺の「地衣類」の観察会を実施しました。

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さすが、生物教員。  気合が入ってます。

女性の先生方でもルーペ片手にコンクリートに生えている「ダイダイゴケ」を熱心に観察しています。

以前に、分校長だよりで紹介した「ウメノキゴケ」、「ロウソクゴケ」、「マツゲゴケ」など様々な地衣類が観察できました。

また分類の決め手なども少し理解できました。


2017年6月13日(火曜日)

分校長だより7

カテゴリー: - hiji01 @ 11時22分47秒

6月9日(金)には、肱川分校教育振興会総会があり、会長である大洲市長さんをはじめ来賓の方々が

多数来校し、本校の教育活動の概要などについて話を聞いていただきました。

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また、6月11日(日)には、ソフトバレーボール大会が実施され、生徒・教員・保護者がともに気持ちよい汗を流しました。

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保護者、地域の皆様から肱川分校が愛され、大事にされていることを感じることができました。

四国地方も梅雨入りし、雨が続くと気分的に憂鬱にもなりますが、生徒の皆さんは是非とも

休まずに学校に通ってほしいと思います。また、せっかく学校に来ているのだから集中して

学習に取り組み、少しでも基礎学力を身につけてほしいと思います。

分校の周りは自然にあふれていますが、分校裏の肱川の景色も4月当初と比べると随分様変わりしました。

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校舎横の空き地には、ホタルブクロの花が咲いており、タケノコが伸びていました。

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先日のHIJIKAWA TIMEで定植した花もすくすく育っています。

ポーチュラカの花が咲かないか待ち遠しいですね。

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花壇のツツジも美しく咲いています。

またまた、生物の話題になりますが、ツツジの花粉は大きくて顕微鏡の観察に適しています。

花粉四分子の状態も、成熟花粉も簡単に観察できます。

まだ、トライしたことはありませんが、開花前なら減数分裂の観察もできるかもしれません?

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日向によく生える植物・・・・陽生植物

日陰によく生える植物・・・・陰生植物 

高校の「生物基礎」や「科学と人間生活」の授業で教えてもらいます。

上記、右の画像は陰生植物の代表例としてよく出てくるカタバミです。三つ葉ですが、クローバー(シロツメクサ)とは簡単に見分けがつきます。

カタバミにも数種類あって、これは花が赤いのに「ムラサキカタバミ」です。

「アカカタバミ」の花は、なんと黄色です。「カタバミ」に比べ、葉が赤みがかっているので「アカカタバミ」と命名されています。

愛らしい花の画像の次は・・・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

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「ゲジ」です!     3階の廊下にいました。

初めて見たときのインパクトは強烈です!!

しかし、みなさん御存じでしょうか?ゲジは益虫らしいのです。

肉食性でゴキブリやガなどの衛生害虫を食べてくれるそうです。

先日は、職員室PCの周りを小さなムカデが這っているし、中間考査中にはヘビが校舎内に侵入するし、

肱川分校がとても自然豊かでエキサイティングな場所であることは間違いないようです。

お口直しというわけではありませんが、・・・・・

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アジサイの花とビワの実です。

前述の教育振興会総会のときに、ある先生が玄関先に、そっとアジサイの花を飾ってくました。

こういう細やかな配慮のできる先生がいらっしゃることに感謝しています。

そういえば、20代で担任をしていた頃、毎日のように教室に花を生けてくれる生徒がいたことを思い出しました。

 

 

 


2017年6月7日(水曜日)

分校長だより6

カテゴリー: - hiji01 @ 13時47分01秒

ここ肱川分校に赴任して、もう2カ月が過ぎました。

教職員9名、1〜3年生18名の名前と顔は完璧に覚え、すでにある程度性格まで分かるようになりました。

小さな所帯であるからこそのよい面や悪い面もいろいろ分かるようになってきました。

ただ、肱川分校が現在県内唯一の昼間定時制高校であること、さらに昼間定時制であるがゆえに一人ひとりの生徒に

手間と時間をかけて、ゆっくりと成長を促すことのできる学校であることは間違いないと感じています。

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体育や部活動で使用している農業者トレーニングセンターの前には大きな桑の木があり、いままさに実が熟している最中です。

「シルクとミルクの町:野村町」だけでなく、南予一円の山村では昔、養蚕農家が多かったことを物語っていると思います。

葉や実がついたまま小さな枝を折って、授業へ持って行きました。3年生でも桑の葉や実を知っているものは一人だけでした。

ちなみに、知っていた子は家に桑の木があるそうです。何事も経験が大事と言って実を食べさせました。

この自然な甘さはけっこう喜ぶかと思ったのですが、美味しいものがたくさんある昨今ではさほど美味しいとは感じてくれなかったようです。

30年ほどくらい前でしょうか、教員になりたての頃に年配の先生から「我々が小さい頃は本当に甘いものに憧れた!花の蜜なんか大好物

だった。」というようなお話を伺い、時代の変遷を感じたものでしたが。・・・・・・

私たちが子供の頃はというと1960年代後半から1970年代前半でしたから、高度経済成長まっしぐら働けば働くほど豊かになり、

国民総中流などと呼ばれた時代でした。10円持って駄菓子屋へ行き、当時問題となった甘味料入りのお菓子などをよく買って食べたものでした。

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先週、アユ漁解禁の前に授業を使って肱川の水生生物の観察・採集を行った記事をアップしました。

せっかく捕った生き物を観察してもらいたくて、学校にあった小さな古い水槽にこれらを入れ飼育しています。

また、生き物の名前を知ってほしくて解説入りのポスターも掲示しました。少しでも興味を持ってくれたらと思います。

分校1階には、もうひとつ金魚の入った立派な水槽があります。先日、この水槽の縁に見たことのない昆虫がいて同僚の先生から

質問を受けました。「この虫何ですか?」

「分かりません!!!」

大学時代、魚の研究をしていたおかげで宇和海に生息している魚の名前はほぼ分かります。・・・・・・・・が、・・・・・・・・・・

専門以外の虫や植物の名前まで分かる人はそんなにいません。一応、生物教員なのである程度目星がつくくらいにはなっていますが。

イナゴか何かバッタ(直翅)目であることは間違いないと思い、写真を撮ってネットで調べました。たぶんコロギスの幼虫です。

コロギスは名前の通り、コオロギとキリギリスの中間の形態をしています。

そして、昆虫に詳しい教え子に写真を見てもらい、ほぼ間違いないことが分かりました。


2017年6月2日(金曜日)

分校長だより5

カテゴリー: - hiji01 @ 12時31分52秒

6月になりました。

大洲市内は日中30℃近くまで気温が上がり、大洲本校の先生方も半袖の方が増えていました。

肱川分校でも毎日保健日誌をつけており、気温や水の残留塩素量を計測しています。

毎日13時に気温を測定するのですが、校舎内の1階に置いてある温度計は昨日が23.8℃、本日が23.9℃でした。 

ここ肱川町宇和川は、町中に比べ随分過ごしやすいのかもしれません。 しかし、室外はもっと暑い!!・・・・・・

ただし、冬場の寒さと雪の量は市内と比較にならないくらい厳しいそうでスタッドレスタイヤが必需品となるようです。

職員朝礼後にSHRがあり、1時間目が始まるまでに清掃があります。

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1〜3年生まで全員で18人しかいませんが、それぞれの清掃分担をしっかり掃除してくれます。本日は実習助手の先生が

掃除時間に校庭の植え込みの剪定をしてくれました。

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6月1日は、肱川でのアユ漁解禁日です。

早速分校裏の肱川本流で、投網(刺し網?)をしている人がいました。声をかけると気さくに返事をしてくださり、しばらく写真を

撮らせてもらうことにしました。

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残念ながら、まだアユが大きくなっていなくて網の目を抜けるようです。「全然捕れんからぼつぼつ帰る。」と言って帰られました。

大洲市内から来られた方でしたが、鑑札(漁の許可証みたいなもの)を持っている人は300〜400人くらいいるそうです。

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少し上流の農業者トレーニングセンター近くの川辺では、釣りをしていました。友釣りかと思ったのですが、先端には「おとりアユ」

ではなく、毛針のようなものがついていました。アユの餌は御存じの方も多いと思いますが、川底の石についている苔(藻類)です。

餌の確保のためアユは縄張りをつくる習性があり、縄張り内に入ってくる侵入者を追い出そうとします。

この習性を利用した釣りが「友釣り」ですが、友達ではなく敵ですね。

ここで、生物学的な知識をひとつ披露しておきます。

動物行動学や進化生態学では、コスト(費用、損失)とベネフィット(利益)の関係で生物現象を理論づけることがたくさんあります。

アユが侵入者を追い出すのに払うコストと、縄張りを持つことで得られるベネフィットの大きさで縄張りの大きさは決まります。

これは、そこに生息している個体数によって変化します。個体群密度が高くなると、縄張りをもつことによる利益よりも侵入者を

追い払うコストの方が大きくなり縄張りを持つメリットがなくなってしまいます。

よって、アユがたくさんいるところでは、縄張りを持たず群れアユとして生活するようです。

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河原には、サクラソウやヒメジョオン?ハルジョオン?・・・がたくさん咲いていました。

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また、多肉質の葉を持つピンクの花が咲いており、・・・・調べてみると「マツバギク」という植物でした。


2017年5月25日(木曜日)

分校長だより4

カテゴリー: - hiji01 @ 16時06分19秒

暑くなってきました。

先週は、主権者教育のホームルーム活動、今週は「交通茶屋」の実施など行事が立て込んでおり生徒の活躍の場がたくさんありました。

その様子は、このHPでも紹介しています。いずれの行事も生徒は、熱心に取り組んでいました。

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この画像は、本日3限目の国語の授業風景です。単元は「古文入門」、平安時代の人々の暮らしや思いを理解するために、

平安貴族のたしなみであった「蹴鞠」を体験しました。呼ばれたので参加すると、何と私の衣装まで用意してあり、記念写真をパチリ!

この後、風船を使って「けまり」を体験し、先生の趣向を凝らした授業に感激するとともに、生徒の笑顔からパワーをもらいました。

この日は、2限目の生物基礎の授業でも実習を行いました。

自然環境に恵まれたこの学校で何かできないかと考え、校舎裏の肱川本流で水生生物の観察・採集を行いました。

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トビケラ類の卵塊が見つかりました。ふ化前だったのか、中で動いている様子も見えました。

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今週は、1・3年生も同様に実習を行いました。

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タモ網だけなので、魚はほとんど捕れませんでしたが、さすが3年生、力技でドンコを7匹ほどゲットしました。

まさしく「捕ったど―!」  ・・・・・・・・  でも、幼魚です。

また、大きな石をひっくり返し、水生昆虫の観察・採集もしました。

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ヤゴが3種類、川エビとカワニナ、カワゲラ2〜3種類、ニンギョウトビケラ?、ヒラタドロムシ、ナミウズムシ(プラナリア)も捕れました。

1年生の反応は微妙でしたが、2・3年生は非常に喜んでいました。

観察・採集に先立ち肱川漁協へは、許可申請(教育活動の一環として実施するものであることなど)を出しました。

 


2017年5月17日(水曜日)

分校長だより3

カテゴリー: - hiji01 @ 07時32分57秒

地衣類(ちいるい)って知ってますか?

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校庭にある桜の幹です。この幹には、びっしり地衣類がはりついています。

地衣類には、ロウソクゴケ、ウメノキゴケなど苔と命名されているものが多くありますが、いわゆるスギゴケやゼニゴケとは違って

実際には菌類(カビやキノコの仲間)に分類されます。ただし、体内に緑藻類やシアノバクテリアを共生させています。そして、これらが

光合成で作った有機物をもらって生活しています。もちろん緑藻類やシアノバクテリアに住む場所を提供しているので、お互いに持ちつ持たれつの関係にあります。

熱帯・亜熱帯の海にいる造礁サンゴなども体内に藻類を共生させており、共生藻類の有機物をエネルギーとして海中のカルシウムを取り込みサンゴの骨格を作っていきます。

なので、光の届かない深い海にはサンゴは生息できません。

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5月10日(水)の総合的な学習の時間の様子です。

ボランティアグループは主に校庭の草引きを、パソコングループはプレゼンテーションソフトを利用したポスター作製を、音楽グループは各自が得意な楽器の練習を行っていました。

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写真を撮影してまわっていたところ、お茶グループではわざわざお茶をいれてもらいました。

分校ならではの、このほのぼのとした雰囲気が非常に心地よいです。

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体育や部活動は、すぐそばにある大洲市の農業者トレーニングセンターを使用させてもらっています。そこから肱川を撮影しました。河原には葦(アシ)がたくさん生えています。

ここにグラウンドも併設されており、普段は肱川中学校の野球部が練習しています。グラウンド脇にはニワゼキショウが愛らしい花を咲かせていました。

本日、中間考査最終日となります。しっかり頑張ってもらいたいものです。

 


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